相撲‐日本の国技
相撲は約100 ~200㎏の力士二人が直径4.5メートルの円の中で戦う格闘技です。取り組みでは、相手が土俵から出るか、身体のどこかを土に付けると勝ちます。
大相撲
大相撲は一年間に6回あり、東京で3回、大阪、名古屋、九州で各1回開かれます。一場所は15日間続き、日曜日に始まり日曜日に終わります。力士は最初に東と西の組に任意に分けられますが、チームで対抗するわけではありません。各力士は一日に一回、毎日違う相手と対戦します。取り組みは、朝、階級の低い力士から始まり、徐々に高い階級の力士が続いて、横綱戦へと、盛り上がっていきます。
歴史
相撲の起源は1500年以上前まで遡り、神話や伝説の中にも扱われています。相撲は豊作を願って神に捧げる儀式の形で、神社の境内で踊りや戯曲と共に行われていました。取り組みはボクシングやレスリングの要素を含んだ激しいものでした。しかし、8世紀、宮廷での祭式に取り入れられると、ルールが定められ、技法も編み出されました。後に、内乱の時代には訓練法として使われ、武芸へと発展しました。現在のような大衆のための興行となったのは、17世紀徳川将軍の下、平和な時代がやってきてからのことです。
力士の一日
後輩力士は一番早く起きて、午前5時ごろから稽古をします。先輩力士が稽古を始めるのは7時頃で、その時には後輩力士は掃除、昼食の用意、風呂の用意、先輩の世話などをします。力士は稽古の後10時頃入浴し、11時に昼食を取ります。それから、昼寝の時間です。(この朝食抜き、大量の昼食、昼寝という生活で、相撲取りは体重を増やします。)その後、後輩力士は、再び、掃除その他の雑用をしますが、先輩力士は休息したり、出かけたりします。夕食は午後6時、就寝は午後10時となっています。
ちゃんこ鍋
ちゃんこ鍋は、肉、海鮮、豆腐、野菜などが入った鍋物で、力士は毎日大量に食べます。また、レストランの人気メニューでもあり、引退した関取が経営するちゃんこなべ専門の料理屋で出されます。
【参考ウェブサイト】
SUMOTALK.COM
Sumo - Wikipedia
相撲 - Wikipedia
大相撲 日本相撲協会共同プロジェクト
|